2012年4月1日日曜日

中野剛志亡国論 7 昭和天皇退位論とアジア諸国への謝罪

TPPや市場経済についてデマを流しまくり、日本国民の頭の中を真っ赤に染め上げようとしている中野剛志ですが、とんでもない発言をしていたので、ご紹介しましょう。

表現者vol.26(2009年9月号、112頁~115頁)より、一部引用
http://www.hatugenshajuku.net/
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我が国の国柄に合致した政教の関係を踏まえた場合、天皇は、大東亜戦争について、どのように身を処すべきだということになるであろうか。それについて、筆者が最も有力と考えうる選択肢は、政治学者の河原宏氏の議論である。河原氏は『日本人の「戦争」―― 古典と死生の間で』の中で、大東亜戦争に関し、昭和天皇に問えるのは政治的な責任ではなく、道義的な責任であるとした。その上で、同氏は、天皇が道義的責任を果たすための最善の方法は、退位し、出家することであったと主張したのである。
天皇が出家することのポイントの一つは、天皇が神道の最高神主の立場から一仏弟子の身に移ることで、神道という一民俗宗教の見地からではなく、仏教という世界宗教の視野から戦争を見直すというところにある、と河原氏は言う。
例えば、靖国神社は、天皇のために戦って死んだ者のみを祀る場であり、それゆえに、「靖国問題」あるいは「靖国問題の政治的利用の問題」を招いている。これに対し、仏教は、神道とは異なり、敵味方、国籍を超えて、すべての衆生を平等に見る理念をもっている。それゆえ、天皇は仏門に入り、すべての戦争犠牲者を哀れむことによって、敵味方の別なく、特にアジアの民衆の犠牲に対して、道義的に対応することができるのである。
すべての犠牲者を平等に哀れむという仏教の理念は、日本人にとっても身についたものである。しかも、我が国の歴史上、天皇が仏門に入ることは、なんら異例なことではない。
河原氏は、天皇の出家のイメージの例を、『太平記』の光巌院(北朝の天皇であったが、戦乱続きの世を嘆いて出家し、諸国を行脚)に見出している。
退位した天皇の出家は、我が国の歴史に沿う形式であり、そして仏教による敵味方の別なき供養は、我々の慣習に合致する。
それゆえに、出家による道義的責任への対応こそが、我が国の国柄にもっとも相応する責任の呆たし方であった。天皇は、国柄にあった身の処し方を自ら示すことで、敗戦という国家的危機にあって、国柄の所在を指し示し、国をまとめることができたはずであった。また、それが天皇の存在意義のはずであった。
天皇出家論を唱えた河原氏の主眼も、歴史と国柄を回復するという点にあった。
「敗戦と占領によって、日本人が唯々として、あるいは喜々として自らの歴史を破却したことは、その後の無責任状況到来の一因となっている。歴史を捨てて、人は道義の依るべき根抜を見うしなう。」
「道義的責任を没却した日本人の戦後姿勢は、まさに戦後史の内に明証されている。これこそが天皇の戦争責任だった。」(日本人の「戦争」―― 古典と死生の間で)

天皇は、人智を超えた危機にあっては、我が国の国柄を確認・回復するという使命を負った存在なのである。そして、そういう使命を課したのも、我が国の国柄であった。しかし、敗戦と占領という危機にあって、天皇はその本来の使命を果たさなかった。それゆえ、戦後、国柄は棄損されてしまった。
当然のことながら、国柄が定めた天皇の微妙な位置づけも忘れられ、不毛な戦争責任論が継続する事態を招いた。
河原氏が、本当に問うているのは、天皇の戦争責任ではない。むしろ戦後責任なのである。






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引用終わり


上記の中野の文章については、極左言論人も絶賛しています。
http://www2.ocn.ne.jp/~aozora/taiwa/node42.html

(注)この対談の中で出てくる人物
横田喜三郎・・・極度のマルキスト。法学者でありながら東京裁判を「国際法の革命」と絶賛。過激な皇室廃止論者。「(皇室の存在は)無知と奴隷的服従が日本の人民の自然な発達を阻止したために生じた奇形状態にすぎない」と発言(横田喜三郎 「天皇制」38頁)
奥平康弘・・・「九条の会」呼びかけ人。過激な皇室廃止論者。
南原繁・・・元東大総長。極左の大御所・丸山眞男の恩師。非武装中立論の本家本元。「ソ連に進駐してきて欲しい」「昭和天皇は退位すべき」と主張。



中野は先帝陛下に対して、敬語すら使いません。
上記の中野剛志の主張は、河原宏という極左学者の文章を引用しながら、回りくどく言っていますが、要するにこういうこと。


       ↓


①昭和天皇には大東亜戦争に関する道義的責任がある。




②昭和天皇は"道義的責任を取って退位し、出家すべきだった"



③大東亜戦争の犠牲になったアジアの民衆に対しても"道義的責任"を負うべき


この中野剛志の①~③には、私は次のように反論したい。

①『昭和天皇には大東亜戦争に関する道義的責任がある』
②『昭和天皇は"道義的責任を取って退位し、出家すべきだった"』

⇒中野は自分が昭和の御世に生まれ、昭和天皇の"ご聖断"により生を受けたにも関わらず、何を言っているのでしょうか?非国民とはこのような人物のためにある言葉です。

大東亜戦争の責任は、スターリンを頂点とするコミンテルン、日本国内に巣食っていた赤い軍人、赤い高級官僚、赤い政治家たちにあります。
昭和天皇は国家存亡の危機にあたり、祖国日本の救出を担われた、高貴かつ孤高の天皇陛下であられました。
偉そうに『出家せよ』とは言いますが、昭和21年から昭和29年まで続けられた全国行幸すら知らないのでしょうか?

また、明治憲法下の皇室典範、現行皇室典範においても退位の定めはありません。
⇒以前のブログでも述べましたが、「退位の自由」なるものを定めるのは、皇室典範の改悪であり、同時に「即位の自由」も定められれば、天皇位への即位辞退と次期皇太子候補の皇太子辞退を強制され、そこで我が国の皇統は終了します。まさに極左と中共、コリアン(特に北朝鮮)、ロシアの狙い通り。共産主義革命への最後にして最大・最強の砦である皇統の終了です。
(ご参考) 女性宮家の危険性が分からない民族系論者 #女性宮家
http://megu777.blogspot.jp/2012/03/blog-post_03.html


かつて日本を滅ぼそうとした者の血を引く志位和夫が率いる日本共産党と、民族系に巣食う赤い工作員は阿吽の呼吸で動きます。また、日本の大多数の民族派は反共イデオロギー、反全体主義イデオロギーに無関心であるため、容易に洗脳されます(稲田朋美も含む)。極左の手玉に取られているのが現状。




(新党日本HPより)
日の丸と赤旗がTPPで連帯する
http://www.nippon-dream.com/?p=6049




日本共産党・志位和夫委員長の伯父・志位正二(関東軍参謀⇒戦後、共産党員)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E4%BD%8D%E6%AD%A3%E4%BA%BA
1948年4月にソ連諜報員となる誓約を行い、モンゴルのウランバートルにあった「第7006俘虜収容所」において朝枝繁春、瀬島龍三、種村佐孝らとともに諜報員、共産主義革命のための特殊工作員としての訓練を受ける。1948年11月、シベリアより復員。1950年6月、GHQの取調べを受ける。1953年11月、外務省アジア局調査員となる。
ユーリー・ラストヴォロフがアメリカ合衆国に亡命した後の1954年2月5日、警視庁公安課に自首し、自身がソ連の工作員(スパイ)であったことを認めた



日本共産党
・『現在ある日本の主な政党の中で、唯一戦前生まれの政党が日本共産党である。日本共産党が創立されたのは、1922年7月15日である。ロシア社会主義革命の指導者レーニンによってつくられたコミンテルン日本支部としての誕生であった。1961年に作られた綱領では、冒頭、次のように書かれていた。「日本共産党は、第一次世界大戦後における世界労働者階級の解放闘争のたかまりのなかで、十月社会主義大革命の影響のもとに、我が国の進歩と革命の伝統を受け継いで、1922年7月15日、日本労働者階級の前衛によって創立された」』(筆坂秀世「日本共産党」新潮新書27頁)
『コミンテルンと日本共産党の代表によってつくられた「二七年テーゼ」には、「労働者階級は、その最も先進的、革命的、意識的、組織的な部分たる共産党の指導下においてのみ、勝利を確保できる」「思想的に鍛錬された大衆的共産党なくしては、プロレタリア革命の勝利は不可能である、というレーニンのテーゼが絶対的に正しい」などと記されていた』(筆坂秀世「日本共産党」新潮新書36頁)



③『大東亜戦争の犠牲になったアジアの民衆に対しても"道義的責任"を負うべき』


⇒「アジアの民衆」で我が国に謝罪を求めてくるのは、具体的には、中国、北朝鮮、韓国のみ。
なぜ謝罪などせねばならないのでしょうか?
あえて我が国の先の大戦の対外的な問題点と課題を言えば、中共、北朝鮮などのアジアの赤化に協力してしまい、今も圧政下で苦しむチベットやウィグル、旧満州、北朝鮮の人達に対し、「責任」を果たすため、北朝鮮の体制崩壊、中国共産党の打倒こそすべきでしょう。

中野剛志の真意は
・「日米同盟潰し」
・「市場経済潰し」
・「大量の国債発行による子孫虐待」
・「TPPを妨害し、反米感情を煽り、結果として東アジア共同体への道筋をつけて中国共産党をアシスト」
・「日本の共産革命(⇒当然、皇統も断絶)」

だから、皇室への暴言や日中同盟の提唱、北朝鮮による拉致被害者への暴言を吐く西部邁の子分になるのでしょう。

エセ保守監視小屋 REVIVALシリーズ(西部邁と小林よしのりの暴言集)
http://megu777.blogspot.jp/search/label/%E8%A5%BF%E9%83%A8%E9%82%81


『国柄が定めた天皇の微妙な位置づけも忘れられ、不毛な戦争責任論が継続する事態を招いた』という中野の発言についても、馬鹿丸出です。
"不毛な戦争責任論"を言っているのは、主に極左と反日外国勢力、そして日教組に洗脳された人達だけ。全く馬鹿げています。


中野は昭和天皇に"道義的責任""退位"を迫るのなら、自分自身の"道義的責任""退職""給与と留学費用等の国庫への返納"をすべきでしょう。

TPPでデマを流し続けた罪は万死に値する。
中野剛志、三橋貴明らは平成版・コミンテルン工作員


(ご参考)

中野剛志が『最も有力と考えうる選択肢は、政治学者の河原宏氏の議論』として引用している『日本人の「戦争」―― 古典と死生の間で』(河原宏著、ユビキタ・スタジオ)には、こんなことが書かれています(嘘と祖国日本に対する罵声の羅列)。思想的に親子の間柄だから、こんな本に感化されるのでしょう。普通の日本人なら、共感どころか吐き気がして全く読む気の失せるような内容です。

・『戦前の日本では皇室自体が巨大な資本家だった』(91頁)
・『外国人労働者・「従軍慰安婦」の強制連行問題、インドネシアの老人たちが提起している兵補の問題、香港における軍票の問題等々、戦争が遺し、現在にまで引きずる諸問題が山積していることは周知のところである』(136頁)
・『ここに当時、労務管理の側に立った日本民衆の戦争責任があるのは明らかであろう。それは、日本人の差別・優越意識と結合して、朝鮮人労働者に対してだけでなく、広くアジア各地で繰り広げられたことだったからである。あるいは、この優越感のみが、民衆の受益した戦時利得だったかも知れない』(170頁)
・『ソビエト解体後、アメリカのあるレストラン主は廃品となったソ連のレーニン像を買い込み、台座に「我ら勝てり」というプレートを嵌めて店頭に飾っている。いかにもアメリカ人らしい単純率直さだが、資本主義の勝利を誇る似たような議論はしばらくの間、日本でも横行したことがあり、嗤うわけにはいかない。しかし、イデオロギーのしがらみから解放されたレーニンを改めて思想として見直す時、その指摘の鋭さと価値は決してこのように単純なものではない』(210頁)


中野剛志・東谷暁・三橋貴明らが完全なデマを流布している
http://taste.sakura.ne.jp/static/farm/society/tpp_isd.html

TPPには反対しても日中韓FTAには沈黙する"TPP嘘つき四人組"
http://megu777.blogspot.jp/2012/03/tppftatpp.html

中野剛志亡国論 TPP反対屋の巧妙な手口・ダマしの数々
http://megu777.blogspot.jp/2012/02/tpp.html
http://megu777.blogspot.jp/2012/02/tpp_03.html
http://megu777.blogspot.jp/2012/02/tpp_10.html
http://megu777.blogspot.jp/2012/02/tpp_10.html
http://megu777.blogspot.jp/2012/02/tpp_13.html

右翼と左翼は同じ穴のムジナ
http://megu777.blogspot.jp/2011/07/blog-post_31.html


まだ中野の暴論(今はダンマリ)については、他にも重大な問題が潜んでいます。
中野剛志の思想本籍は解剖して晒しておく必要があるため、今後も重要テーマとして取り上げたいと思います。


『戦前の日本の軍部と右翼が、絶対に許すべからざる存在と考えたのは、むしろ「自由主義者」であって、必ずしも「社会主義者」ではない。社会主義は、ただ方向を誤っただけで、彼らの意図そのものは必ずしも誤りではないから、方向さえ変えさせれば、いわば転向さえすれば、有能な「国士」になると彼らは考えていた。従って、転向者の多くは軍部の世話で、「満鉄調査部」に勤めていたところで、それは必ずしも不思議ではない。だが、彼らは、自由主義者は、箸にも棒にもかからぬ存在と考えていた。この考え方は、青年将校などにも明確にあり、自由主義者とは「転向のさせようがない人間」いわば、彼らにとっては「救いがたい連中」だったわけである』(山本七平著「空気の研究」文春文庫、138頁)

『(第二次大戦までに)ドイツから自由主義的な要素をすべて駆逐してしまったのは、右翼と左翼の両陣営における反資本主義勢力の結合である』(ハイエク・隷従への道)


『市場による全ての個人を超えた非人格的規律によって支配される秩序を選ぶか、それとも少数の個人達の意思によって支配される道を選ぶか、その二者択一以外のどのような可能性も我々にはない。そして、市場による支配を破壊しようとしている人々は、意図しようがしまいが、少数者による支配の状況を創りだすのを手助けしているのである』(ハイエク・隷従への道)




36 件のコメント:

  1. 頭の悪いネトウヨの皆さん向けに、論より証拠を見せつけたまでです。
    これでも、奴らの正体に気付かないのでしょうか?

    市場原理主義とか、共産党の主張と同じですよwww

    最近は新興宗教の信者には何を言っても理解できないと思っているので、いちいち細かいことは言いたくないのですが、せめて、もう少し本を読みましょうね。

    ハイエクの「隷属への道」、バークの「フランス革命の省察」でもお読みになった上で、反論してください。

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    1. あなたは頭の良いネトウヨさんですね(笑)

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  2. >つーか中野氏が書いた意見でもなければ、仏門に入れ=退位じゃないし、責任論も退位と関係ない。
    >TPP反対賛成は意見分かれるだろうけど、好意的に見ても秘密裏に交渉が進んでる状況で賛成できないと思うほうが普通。
    >単に中野氏を叩きたい橋下信者にしか見えない。

    ⇒『天皇は、大東亜戦争について、どのように身を処すべきだということになるであろうか。それについて、筆者が最も有力と考えうる選択肢は、政治学者の河原宏氏の議論である。』『天皇は仏門に入り、すべての戦争犠牲者を哀れむことによって、敵味方の別なく、特にアジアの民衆の犠牲に対して、道義的に対応することができるのである。』『』『天皇はその本来の使命を果たさなかった。それゆえ、戦後、国柄は棄損されてしまった。』

    中野が、自らの言葉で「有力だ」と明言。要するに中野と河原は同意見。

    >TPP反対賛成は意見分かれるだろうけど、好意的に見ても秘密裏に交渉が進んでる状況で賛成できないと思うほうが普通。

    ⇒実務家の本を全く読んでいない証拠。

    >単に中野氏を叩きたい橋下信者にしか見えない。

    ⇒単に中野信者の野次に過ぎない
    私は維新の会など、全く応援しません。

    ということで、荒し認定。ブラックリスト行き。今後、荒らし行為は問答無用でスパムとします。

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  3.  私が不思議に思うのは、「自主防衛」を掲げ、勇ましいことばかりを言っている民族派の皆さんが、経済の話になるとすぐに敵前逃亡することです。

    自分や家族を養うことも出来ない人間が、戦争に行って闘えるの?って素朴に感じます。

    立派なお題目を唱える前に、まず、自分自身で、身近なことから実行してほしいです。

    私から見たら、チャンネル桜に出てくる大学関係者、政治屋、売文業者は社会の寄生虫にしか思えません。

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  4. Inishmore様

    農業をしていらしたんですね。

    近日中に専業農家の方についてのことや、農協と多くの専業農家との間の主張の違いなどをブログにUPしようと思っていましたので、いろいろ有益な情報を頂戴できたら幸いです。

    特に農業で稼いでいる人は、例えば原油価格のような物価の高騰に直接響くものは非常に困ったことですよね。ハウス栽培のランニングコストや農作物の輸送費は上がっても、価格転嫁は難しいですから。

    それから、畜産業をしていらっしゃる方は、輸入トウモロコシ(ほぼ100%米国から輸入)の価格高騰も困りますよね。輸入トウモロコシにかかる関税で利益を得ているのは農水省やその周囲の利権団体ぐらいでしょうね。

    私は某大手メーカーのグループ企業にいますが、プロの農家の方の話を聞いていると、製造業と変わらない感覚を持ちます。

    家電、工作機械、自動車などの製造業が世界一流ですから、農業だって最先端技術は一流だと私は確信しています。

    若年層の雇用創出のためにも、TPP関係なく、訳の分からない規制を取り払って、是非自由化をしてほしいと思っています。

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  5. Inishmore様
    >私はいつも思うのですが、なぜデマ本が本屋に大量に置いてあるのか理解できません。TPPなどに反対するのは勝手ですが、デマや嘘を言ってまで反対するのはやめるべきですね。


    ネット上でもそうですが、愛国心に燃えて扇動されている人が多いんでしょうね。
    三橋や中野の主張は、見解の相違というレベルの問題ではなく、明々白々たるデマですから、いい加減にしてほしいですね。
    それから、おそらく背後の利権団体の影響が大きいと思います(農協、建設業、医師会等)。


    >これだけはやめてくれと思うのは紙幣を刷りまくれば今の経済問題がなくなるなんて主張です。 


    私もそう思います。「デフレが~」なんて言っていますが、そもそも、産業構造自体が歪んでいて(政府のバラマキに頼らないと生きていけない産業が多い)、ゆとり教育で若年層の学力低下が著しく、そこへ少子化(少子化自体はバブル以前からの現象)ですから、景気が悪くて当然です。

    要するに、国民の道徳とか、自生的秩序の再構築とか、そういう問題を無視して、「カネを刷れば解決する」というのは、民主党の「政権交代すれば日本は良くなる」と言っていた数年前の話と、同次元だと思っています。

    三橋は「カネを刷って~」説がそんなに正しいというのなら、学術論文を書いて、「三橋学派」を立ち上げればいいんです。
    それをせず、扇動を繰り返すと言うのは、まさに詐欺師ですね。

    これで銀行株の空売りでもやっていたら、本当に風説の流布ですね。

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  6. 右翼も左翼もNo!2012年10月18日 21:09

    本文とは無関係ですが、フリードマンの「資本主義と自由」を読みました。
    経済書なのに、なんとまあ痛快なこと(笑)

    市場は買い手と売り手の顔を見えなくする。
    買い手が売り手の信教・民族・部落民その他色々な条件を付与すれば、それは高コストとなって跳ね返り、差別への罰金を納めることになる、と。

    ところで反米TPP反対派の皆さんは、吉野屋なんて行ってませんよね?w
    私には手が出せない国産牛を買って、内需を回してくださいよ!

    民族型右翼が台頭してきたのは、非常に残念なことです。
    西部や小林よしのりのように、思想界隈でああだこうだやってる内はまだ害はありませんでしたが、中野や三橋のように多くの人が目にする経済分野まで進出して右翼社会主義を説くと、ノンポリの一般人まで「○○の陰謀」といった低俗な知識に洗脳されてしまう。

    日銀の国債直接引受は、バラマキ財政出動とセットになるでしょう。
    これは全国民の資産、貯蓄の購買力を毀損し、バラマキを受ける側に購買力を転移させるだけの話です。

    インフレと好景気・資産価値上昇に何の因果関係もありません。
    東電が電気料金を値上げすれば、生活コスト、製造コストあらゆるものの値段が上がるインフレになりますが、これで給料が増えて土地の値段が上がると?
    好景気は信用拡大によるインフレとセットになることが多いですが、インフレが好景気を招くわけではありません。そんなにインフレが好きなら、俺の分の電気料金も払えよ三橋!

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  7. お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。


    中野剛志は極度のサイコパスだと思います。
    単に彼の主張と、事実関係を突き合わせてしらべていけば、容易に嘘を見破ることができます。


    例えば、中野剛志の本で「日本思想史新論」というトンデモ本がありますが、この中でヘーゲル(ルソー信者)が保守主義者だとか、訳の分からないことを言っています。普通の人はヘーゲルの本なんて読まないですから、気付かないとは思いますが、その本の一部でも読めば普通の人なら吐き気を催すような内容です。


    とにかく、証拠を自分自身で調べることが大切だと思います。


    売文業者の本を買って散財しないように気をつけてくださいね。


    PS

    私の支持する政党は、、正直、ありません。
    消去法的に自民党ですかね。。。

    政治家も、地方議員には若干名いらっしゃいますが、国会議員では、皆無に近いです。

    評論家は、、、これも絶無ですね。
    そもそも、「評論家」という怪しげな肩書きを職業にする人を信用していません。プロのジャーナリスト・情報屋であったり、学者であれば、尊敬する人は若干名おります(例えば中川八洋・筑波大学名誉教授や岡崎久彦・元駐タイ大使)。

    あまり個人名を出して、迷惑だと思われる方もいらっしゃるかも知れませんので、これ以上の個人名を出すのは控えたいと思います。

    返信削除
  8. なんじゃあこりゃあ2012年10月18日 21:10

    つーか中野氏が書いた意見でもなければ、仏門に入れ=退位じゃないし、責任論も退位と関係ない。
    TPP反対賛成は意見分かれるだろうけど、好意的に見ても秘密裏に交渉が進んでる状況で賛成できないと思うほうが普通。
    単に中野氏を叩きたい橋下信者にしか見えない。

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  9. 国民の側に立つフリをした中野にまんまと騙されましたね。
    今頃、経産省で大笑いしていることでしょう!

    返信削除
  10. 河童工房('◇')2012年10月18日 21:13

    >天皇のために戦って死んだ者のみを祀る場であり、
    >それゆえに、「靖国問題」あるいは
    >「靖国問題の政治的利用の問題」を招いている

    これはちがいますよ。日本の建国からの歴史を踏まえれば
    天皇=日本国であります。
    外国王家とことなり世界で唯一同じ王朝なのですから。少なくとも2000年つづいていますから
    天皇=日本そのものでありだからこそ象徴である
    わけです。
    皆が天皇委のために高かったのでは無く郷土と祖国のためにたたかったのです。

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  11. 横から失礼します。
    経済本に限らず、レベルが低い本の方が売れるのは全般的な傾向だと思います。私は経済はそれほど詳しくなく、歴史が好きなのですが、その分野もそうです。正しい本というのは、驚くほど売れません。
    テレビでも、高校講座より大河ドラマの方が視聴率が高いのと同じで、フィクションに近ければ近いほど多くの人が関心を持ちます。

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  12. 市場原理主義では天皇家すら金を市場から稼げなければ淘汰されてしまうわけですが、それでいいんですか?

    また全体主義(国)の旗印となったのが天皇なので反全体主義ならば反天皇じゃないとおかしいのでは?

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  13. 私としては天皇を崇拝して民族文化主義の保守の人が国際主義や市場原理主義を掲げるのは理解できません。
    なぜなら市場原理主義の目指す究極のところは反国家、無政府主義だからです。
    少数の共産主義者が支配する世界か少数の国際資本家が支配する世界かの違いだけで、庶民にとっては同じような奴隷的生活をするはめになるのです。

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  14. 初めてコメントさせていただきます。
    megumiさんはかなり勉強されてるみたいですね!
    私も勉強になりました。私も中野さんや三橋さんのおっしゃることは俯瞰的視点から見ても結論が自己完結していて歪んだ持論を垂れ流しているという印象ですね。しかし、発言の中には本当にごく一部ですがまともな意見がある事も確かです(笑)第二次世界大戦前後の近代史は今になって歴史分析してもリアルタイムで当時の世界の情勢や時代背景などを組織的にしかも俯瞰した立場から分析した記録というのはないと思われます。当時はスパイも相当いて情報操作など日常茶飯事でしたでしょうから何が正しいなんて現代の人がいくら調べたところで真相にはたどり着けないでしょう。一つだけ言えるのは20世紀で起きた大量殺戮する戦争を二度と起こさないように歴史から学びなさいということです。TPPじゃなくとも国際競争が避けて通れない現在、組織的に情報を分析・予測しあらゆる事態に備えシュミレーションし強かな戦略を立てて実行していく力を日本がつけなければならない時に中野さんや三橋さんの意見を賛美するような風潮は決してプラスにはなりません。日本を侮ってはいけない!と世界に知らしめるためにも、まずは日本人一人一人が自立して、受身的な発想を捨てどうやったら自立した国にできるかを建設的な議論の元、スピード感を持って実行することが不可欠なのです。
    今日は憲法記念日ですが、現憲法の改正じゃなく日本人の手で憲法を一から作り直さないとダメなような気がします。
    議論のやり方がわかってない人が多すぎるのが今の混乱の原因の一つです。批判や反対をするなら、その解決策や具体案を添えて発言するべきであり、且つ感情的になってはいけない。あくまでも冷静かつ論理的にが基本です。
    最近私が読んだ「国が亡びるということ」という本の最後に竹中平蔵さんが紹介してるイギリスの経済学者アルフレッド・マーシャルの言葉で「Cool head and warm heart」(経済学者は冷静な頭脳と暖かい心を持たねばならない)
    これは経済学だけではなく全てに共通することだとは私は思います。

    はじめましてで長々と失礼しましたm(__)m

    返信削除
  15. なんというご都合主義のブログw
    コメントもサクラくさいw

    返信削除
  16. Machaです。
    めぐさん返事くださーい! 

    返信削除
  17. とりあえずおめー男だろw

    返信削除
  18. コメントありがとうございます。

    意見は様々にあっても良いと思いますが、誤った、あるいは歪曲された情報に基づいて扇動をしているのが、中野や三橋のやり方です。

    意見の違い以前だと思いますが、いかがでしょうか?
    例えば、SD条項デマの話は中野本人が認めていますが、欄外で、小さく書いているだけです。「原状復帰義務」としては、全く不十分ですね。
    http://diamond.jp/articles/-/14540?page=4 

    それから、新自由主義という言葉で市場経済を罵倒するのは極左の手法であり、新自由主義という言葉自体が、元々は極左の造語だということはご存知でしょうか?

    中野の著書はデマの宝庫ですので、今後も、意見の相違以前の嘘を暴いていきたいと思います。

    返信削除
  19. FCB様

    コメントありがとうございます。

    中野の思想本籍は明確ですね。西部邁の子分ですから、その師匠のとおりの者なのでしょう。

    岸信介・元首相は、「大東亜戦争とスターリンの謀略」(三田村武夫著)にも寄稿していますが、大東亜戦争でスターリンの手駒になったことを、相当後悔していたようですね。「市場経済と政党政治の重要性」をすごく実感したと書かれています。
    おそらく、その後悔の思いが、日米安保の改定での、あの毅然たる態度に現れたのではないかと思います。(国民皆年金など余計なこともやっていますが)

    三橋貴明はその主張がコロコロ変わるのでも分かりますが、イデオロギーよりも自身の金儲けが第一なんでしょうね。
    やっていることは国賊的で、年がら年中、嘘ばっかりついていますが、扇動が上手いので本を売ったり、農業団体や建設業団体のセミナーに呼ばれたりするのでしょう。

    日中韓FTAは、若干言及していますね。でも、TPPの場合と比べると随分声が小さいですね。カネにならないから、大きな声で言わないのだと思います。

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  20. 三毛ランジェロ2012年10月18日 21:14

    農業は製造業だと思ってる美術デザイン系おっさんです。レベルの高い議論にビビります。中野氏の戦争感には落胆もあります。但し、1つ思うのですが、TPPなどに関する件を『デマ』だと言うのは少し短絡的過ぎるのでは?デマだとする詳細な反論レポートを一部読んでいるのですが、なるほどなあと思うのと同時に反論のベースが新自由主義に賛成してるようですので、なーんだ、って感じもあります。90年代までの自由貿易と今のそれでは内容が違って来ているとも思います。先進国では本物志向です。そこには産地や原料も含まれますから、自由に貿易出来ないキャパシティーが自ずと生まれてきます。納期が伸びたり、値段が言い値になったりするのは自然な事ですから、それを均等に平等に分配しようとすると喧嘩になりそうです。TPPはそう言った付加価値が邪魔になる企業に有利です。そういう気がします。なので、この難しいテーマを語り合える場をつくった、それも韓国系のTV局から提示した中野氏はエライと思います。今まで誰かやったことありますか?今でも出来る人と出来ない人にハッキリわかれるはずです。
    立ち位置や人格含めて、全てを信用しようとするからおかしくなるのでは?皆さんは1人の論者が経済と戦争責任などを網羅して正確に把握できるとでも思っているのですか?僕は、中野氏の天皇陛下の戦争責任に関する考察は意識的に無視します。専門外且つ門外漢として無視します。
    デフレとインフレ、円高のリアルな姿についても結果論にならないように生きた話題として深めて行きましょう。時代の変わり目ですから、相対的な議論がとてもしづらい感じがします。ですから論者は、意見の土台にしてる絶対値をどこから持って来てるかを周囲に晒しつつ議論して欲しいです。

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  21. こんばんは。
    中野さんに関しては、経産省出身という事もあり 岸信介以来の満鉄・経産省人脈に見る、日本主導の大アジア主義、統制経済信奉者という好意的な見方をしていたのですが、この記事はさすがに化けの皮が剥がれたというか彼の正体を見た感じです。戦前の陸軍統制派のうちの過激派は「アカ」と呼ばれていましたし、実際に共産勢力とも結びついていますから国家社会主義者と共産主義者は共鳴するところが多いのでしょうね。
    三橋さんについては政治的な発言をあまりしないので、あまり深く考えていないのではないか?というのが個人的な見解です。経済的な問題に関しては高橋洋一さんあたりとも意見が合うところも多々あるようですし、確か日中韓FTAについても杞憂していた気がしますよ。私の勘違いかもしれませんが。

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  22. めぐさんはじめまして!
    これだけの、中野剛志批判は非常に感心です!!すごい!


    ちなみに、めぐさんの応援する政党はどこですか?
    あと、推している政治家と、評論家は誰ですか?
    参考にしたいので、ぜひ教えてくれませんか?

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  23. ご丁寧にお答えいただきありがとうございます。農業関係の記事をお待ちしております。私でよろしければ、情報提供いたします。

    私事で恐縮ですが、私の農場は私を含め全員が20代です。幸いにも若年者の雇用にも役立っています。立ち上げたのは60代の人ですが、現在は私が運営を任されています。少人数で作業していますので、意見がまとまりやすく、仕事が進みます。あと私以外全員がソ連崩壊後の生まれなので、共産主義に影響されていないのも助かります。

    ではまたの機会を。今後このブログを訪問させていただきます。また新しい記事をお待ちしてます。











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  24. >フリードマンの「資本主義と自由」を読みました。
    経済書なのに、なんとまあ痛快なこと(笑)


    原著を読むと、三橋貴明や中野剛志の主張が、如何に嘘の羅列かがよく分かりますね(笑)。
    三橋のフリードマン批判については、本人がフリードマンもハイエクも全く読んでいないことがバレバレです。読んだことのある人からみたら、完全な虚偽発言であることは明白です。

    >日銀の国債直接引受は、バラマキ財政出動とセットになるでしょう。これは全国民の資産、貯蓄の購買力を毀損し、バラマキを受ける側に購買力を転移させるだけの話です。


    「コレキヨの~」というアジ本を出したようですが、嘘の塊ですね。高橋是清の、当時の演説の記録を読めば分かります。
    いつまで読者を騙し続けられると思っているんでしょうね?

    中野も三橋も、パソコンやインターネットを利用してはいけませんね。クルマに乗ってもダメ。当然、吉野家やマクドナルドもダメです。

    面の皮が厚いですから、自分でできないことを他人に押し付けるのが好きなんでしょうね。

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  25. >megu S様
    ご返事ありがとうございます。圧力団体の存在、産業の歪みなど、問題はいろいろあるのですね。ここからは私個人の見解ですが、TPPは個人的には利点が多いですね。私は農業をやっていますが、農作物を作るためにはどうしても海外から燃料や材料(燐鉱石など)を買わざるを得ません。そうした諸材料を買えるのも製造業の方たちが汗を流して外貨を稼いで下さったためだと思っております。また資源、機材に投資して下さっている資産家のおかげでもあると思います。こういった環境に置かれているので、共産主義がいかに怖いかも感じている状態です。こういった方から資産を掠奪するような政策を考える人間には怒りというよりも恐怖を感じます。同じ農業者として恐怖を感じるのは日本がギリシャになることよりもジンバブエになることです(紙幣を刷り過ぎて、通貨の信用をなくし、自国通貨が使えなくなった。白人農家から強制的に土地を取り上げた、など)。紙幣をすれば、というのはどこかで聞いた話ですが。とにかく貿易、人の行き来を活発にすることは農業者にとっても有益なことですね。

    あと学力という面では私は農作業中に物理の法則を応用したり、化学知識を使ったりしています。そのおかげかわかりませんが、疲れにくい仕事ができています。コレは高校の教材に載っている知識でも充分使えます。ましてや面積や資材の分量計算など頭を使う所はたくさんあります。持論になりますが、農業は肉体労働ではなく、頭脳労働ですね。農業に関して現在は農協とは関わっておりません。どうしても政治の裏のニオイがするからです。費用とか収益の概念も薄いですし。私の農場では常に費用対効果を考えています。

    最後に私は趣味が読書なので、三橋本や中野本もよく読みます。その理由は笑いと相棒との会話のネタが欲しいからです。結果として両者の財布を潤わせてしまっていますが。そういった意味では私は偏屈者です。デマをやめろと言いながら屁理屈も大好きですし。ただ公に向かっては屁理屈は言いません。それは詐欺行為ですから。そこは私自身が許さないです。

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  26. ゆとり教育では学力は低下していませんよ。完全なマスコミ(と知識人)のデマです。むしろ、このことで叩かれたことによる若者の精神的な損害(外傷)の方が大きい。景気と学力は関係ありません。その上の世代の問題なのだから。

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  27. invisible様

    はじめまして。

    >だんだんと中野剛志の化けの皮が剥がれてきましたね。 自分は中野が重度の(病的な)エリート主義者だとわかり、こいつはもしかしたら共産主義者ではないかと疑い、そのことを三橋貴明のブログに書き込んだところ見事に投稿禁止にさせられてしまいました。表向き愛国者面してるだけに太刀悪いです。


    中野剛志はネトウヨビジネスに便乗して本を書きまくって稼ぎたいんでしょうね。肩書きが京都大学准教授ですから、それで騙される人も多いのでしょう。
    ただ、中野の著書や動画は増えれば増えるほど、矛盾だらけですから、アバウトであっても政治哲学を学んだ人、経済学や会計学の知識がある人、貿易実務を知っている人なら、「???」となりますね。

    ヘーゲル(ルソーと同様にマルクスの思想の原点になった)が保守主義者だったとか、米国は社会契約説に基づいて建国されたとか、トンデモ話の宝庫です。

    中野の思想解剖は今後も行うつもりですが、それまで私が生きていられるかどうか、怖くなってきました(笑)。

    >しかしながら貴殿にたったひとつ欠点があるとすれば山本七平を引用するところです。奴は生粋の嘘つきで、所詮はハイエク等の自由主義知識人の亜流(盗作屋)でしょう。そこだけはいただけません。自由主義がいいからといって池田信夫を信じるようなものです。


    山本七平氏は、この「空気の研究」の中では「(空気にとらわれず)考えたことを正直に言う人」と定義しています。

    いろいろ説明が大変になるので、ブログの中では私はそこまで言及していませんが、要するにハイエクよりも、もっと広義で、簡単に定義しています。ハイエクを出すと、「欧米かぶれ」と毛嫌いする人が多いため、あえて日本人の文章から引用しました。

    正直に申し上げますが、山本七平氏については、
    ・日本人とユダヤ人
    ・「空気」の研究
    ・一下級将校の見た帝国陸軍
    ・私の中の日本軍
    ・帝王学―「貞観政要」の読み方
    ・日本資本主義の精神
    ・人間集団における人望の研究
    を、何年か前に読みました。

    私は山本七平氏のマニアという訳ではありませんが、上記の本を読んだ限りでは、概ね納得できる内容だった印象を持っています。
    ただ、気になりながら読んでいないのが
    ・現人神の創作者たち
    ・洪思翊中将の処刑 
    です。

    実は、「日本資本主義の精神」を書評としてブログに取り上げようと思っていた矢先ですので、よろしければ、山本七平氏の問題点を簡単でも構いませんので、ご教示いただけると幸いです。


    PS

    私も三橋ブログに書き込んだら、ソッコーで投稿禁止になりました。別に投稿禁止そのものを非難するつもりはありませんが、自分で「議論・批判もOK」と言っておいて、間違いの証拠を突きつけられたら投稿禁止というのは、矛盾も甚だしいですね。

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  28. natsusukimono様

    はじめまして。

    >大学生の僕の周りの奴も小林よしのりとかはいくらでも読むのに、中川氏のは電波だからとか何とか言って読みませんね。


    そうですね。小林よしのりの本は扇動的ですから、染まりやすいのでしょう。小林を崇拝し、中川八洋氏のように引用部分や証拠を明示しながら書かれている学者を電波扱いするのは、丸っきり話が逆です。

    疑問に思ったら、自分で証拠資料を調べてみればいいだけです。過去の新聞のベタ記事や、関連文書に直接目を通せば分かる話です。
    とにかく、デモや集会には参加しても、読書や資料の調査をしない人達ばかりで困ったものです。

    >モバゲーで保守思想の日記を書いてますが、モバゲーは反米民族系の巣窟で中川氏の主張するまともなことがかけたものではないです。

    mixiやmy日本なども圧倒的に民族派が多く、どこでも同様です。
    凝り固まった民族派を説得するのはほぼ不可能だと思っていますが、明々白々たる証拠を見せることで、精神の平衡感覚を持った人が気付いてくれたら良いと思っています。

    お気軽にコメントなどお寄せください。
    宜しくお願いします。

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  29. これで2度目の書き込みです。私はいつも思うのですが、なぜデマ本が本屋に大量に置いてあるのか理解できません。TPPなどに反対するのは勝手ですが、デマや嘘を言ってまで反対するのはやめるべきですね。反対するのなら正々堂々と反対すればいいのですが。どうも論点がズレていたりして読んでいても?状態です。しかし個人的に、これだけはやめてくれと思うのは紙幣を刷りまくれば今の経済問題がなくなるなんて主張です。そもそも紙幣を刷っただけでばら撒けばそれは価値の裏付けがない偽札と変わりません。日本銀行券と書いてあればお金として使えると思ったら大きな間違いですよね。こう言えば日銀に直接国債を引き受けさせろと言うでしょうが、それで通貨の信用が保てる甚だ疑問です。あと金を刷れといった意見に乗せられる人が多いことにもがっかりですね。ブログ主さんが以前おっしゃっていたようにコレは風説の流布であり、大問題です。情報が正しいと思い込ませられているのでしょうね。

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  30. こんばんは。いつも興味深く拝見させていただいております。だんだんと中野剛志の化けの皮が剥がれてきましたね。 自分は中野が重度の(病的な)エリート主義者だとわかり、こいつはもしかしたら共産主義者ではないかと疑い、そのことを三橋貴明のブログに書き込んだところ見事に投稿禁止にさせられてしまいました。表向き愛国者面してるだけに太刀悪いです。一瞬信じてしまった不明を現在は恥じています。しかしながら貴殿にたったひとつ欠点があるとすれば山本七平を引用するところです。奴は生粋の嘘つきで、所詮はハイエク等の自由主義知識人の亜流(盗作屋)でしょう。そこだけはいただけません。自由主義がいいからといって池田信夫を信じるようなものです。

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  31. はじめまして、こんばんは。
    中川八洋氏の真正保守関連でブログに辿り着きました。
    何故、日本の若者は民族系論客ばかりを崇拝するのでしょうかね?
    大学生の僕の周りの奴も小林よしのりとかはいくらでも読むのに、中川氏のは電波だからとか何とか言って読みませんね。
    モバゲーで保守思想の日記を書いてますが、モバゲーは反米民族系の巣窟で中川氏の主張するまともなことがかけたものではないです。
    これからもまた立ち寄るのでよろしくお願いします。

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  32. メールについては、当ブログ左側欄外の『ブログ主へのご連絡は、こちらからどうぞ↓』から、送ることができます。

    必ずお返事できるというお約束はできませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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  33. スペイサイド2012年10月18日 21:14

     いつもブログを拝見して、参考にさせてもらっております。
     以前、保守イチローさんのブログに書き込みされていた、個別アドレスを設けるというお話はどうなったか教えて頂けますか。

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  34. はじめまして。

    >中野さんの『国力とは何か』をお読みください。

    既にあの出鱈目本は読みました。皇室の話はありきたりのことを、アリバイ的に書いているだけです。でなければ、西部邁の弟子になどなれないと思います。

    >皇室に対する敬愛の念は明らかです。
    >昭和天皇に対し複雑な思いがあるにせよ、それだけで反皇室のレッテルを張るべきではないと思います。

    レッテルではなく、事実を述べているだけす。この駄文が自説であるなら、チャンネル桜の番組等で堂々と言ってみせるべきです。今はお客(民族派)に本を売りたいがため、黙っているのでしょう。

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  35.  中野さんの『国力とは何か』をお読みください。
     皇室に対する敬愛の念は明らかです。
     昭和天皇に対し複雑な思いがあるにせよ、それだけで反皇室のレッテルを張るべきではないと思います。

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